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ランチタイム エビカレーとナンをご注文♪ 

2021年6月にご来店いただきました!ユキさん

サクふわ食感のナンと
スパイスの効いたカレーに舌鼓♪

笹塚駅から歩くこと5分。甲州街道沿いに、赤と黄色で彩られたカラフルな店舗が現れる。ひときわ目を引くこのカレー店が「RENU」だ。

ドアを開けると、この地に店を開いて18年のマスター、マニックさんが笑顔で出迎えてくれる。席に案内され、バリエーション豊かなメニューを吟味。悩んだ末にエビカレーとバターナン、食前にチャイを注文した。

まもなくしてチャイとサラダがテーブルに並べられる。チャイの入ったグラスを手に取ると、シナモンの芳醇な香りが鼻をくすぐる。そのまま一口ゴクリ……スパイス独特のピリッとした辛さと、まろやかな甘さが広がっていく。
品のあるチャイの味わいを堪能したのち、サラダを口に運ぶと、今度はさっぱりとした爽やかな酸味が舌を駆けめぐる。”ケラウ”と呼ばれる黒い豆がトッピングされており、つぶつぶとした食感がいいアクセントになっている。

サラダを食べ終えたころ、お待ちかねのカレーが登場。目の前に運ばれた瞬間、スパイスの香りがフワっと突き抜ける。聞けば20種類ものスパイスを組み合わせているそう。隣に並べられた大きなナンも、バターの照りが食欲をそそる。

焼きたてアツアツのナンをちぎり、まずは何もつけずに一口。表面をかんだ途端に、サクッと軽やかな音がする。中はふんわりと柔らかく、ほんのり甘い。そのままでも1枚ペロリと平らげてしまえそうな美味しさだ。
続いてスプーンでカレーをすくい上げ、ナンにのせていただく。ニンジンやパプリカといった野菜の旨みに、主役である海老のコクが重なる。さらに後からじんわりと辛さが追いかけてきて、バターナンの甘さを際立たせる。

もう一口、カレーをまとった海老をぱくり。プリプリの身が口の中ではじけ、スパイスの刺激と絡み合う。「海老は繊細な食材だから、鍋に入れるタイミングが重要なんだよ」とマニックさん。生でも食べられる海老を使い、固くならないよう、火を通す時間は最低限にしているのだとか。

ナンにカレーに…食べる手が止まらない。どんどん胃袋に消え、お皿の底が見えたころ、マニックさんがチャイのおかわりをグラスに注いでくれた。ふたたび上品な甘さを堪能し、気分ほっこり。

ふと店内を見渡すと、”トムヤンラーメン”や”パッタイやきそば”といったメニューの貼り紙が目に止まる。次に来たときはカレー以外の料理も試してみたい。


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